夏の風物詩

8月盆も締めの時期、今年も地元では花火大会が行われました。
「令和5年・中野町煙火大会」です。
この時期、子供たちの夏休みとしてもいよいよ後半戦へ。秋へ向かう風を感じながらの観覧は、過ぎゆく夏の背中を見送るようで、そこはかとなく寂しい気持ちが誘われるものであります。
前回がコロナ明け3年ぶりでしたが、今年はいかがでしたでしょうか。
会場へ足を運ばれた方々は、天竜川の水面と夜空に映える数々の大輪の花に心を揺さぶられたのではないでしょうか。
打ち上がって盛大に弾けて、キラキラと輝いて広がって、ハラハラと舞い散って、気がつけば白い煙とともに夜の闇に溶けてしまう様は、儚くも美しい命の躍動と似ています。
夜空に輝く花々は、今年もたくさんの人々の想いをのせて、見事に咲き誇りました。