荒天続きの夏

俄には信じられないことですが、立秋を迎えて暦上ではもう秋になったのです。
しかしまだまだ暑さ収まらぬ日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

あの梅雨明け宣言は何だったのか、彼の梅雨空に負けず劣らずの雨をもたらす雲が、日本列島全域をいつまでも覆っています。
ムシムシと纏わり付くような湿気も海上から引き込んでおり、ただでさえ暑いところに不快感が足されて何とも辛いものですね。
さらに現在は台風6号が九州の西の沿岸をジグザグに北上し、各地ではまたもや河川の増水と暴風による被害が発生し、各所に避難指示が出ております。
それに追随するようなかたちで、遙か太平洋沖には台風7号も次弾として控えており、13〜14日には静岡県辺りから上陸の予報、これ以降1週間ほどは雨風に苛まれる毎日となりそうです。

そんな今月は八月「お盆月」ということで、お馴染みのご供養行持もありながら、子供達の夏休みと併せてお盆休みのレジャーが楽しみな時期がやってきました。
ただし十分に気をつけていただきたいのは、海や川遊びでの水難事故です。
この時期ならではの楽しみではありますが、目を背けたくなるような報道が既にテレビやネットニュースで頻繁に取り上げられています。
危険な場所に近付かず、悪天候や暗くなる時間帯を避け、その場所のルールを逸脱した行為を絶対に行わず、最低限の安全を確保した状態で遊びましょう。
熱中症予防も大切です。くれぐれも気をつけて、夏を楽しく元気に満喫しましょう。

今月14日はお隣りの中野町にて花火大会があります。
村の氏神様のお祭りに中日で打ち上げる花火ですが、上記の通り前日までの天候に大きく左右されそうです。延期であっても無事に開催されることを願います。
https://www.at-s.com/event/article/festival/122208.html
※専用サイトが見当たらなかったため、地元ポータルサイト情報へのリンクを掲載しました。

お盆を控え

前回の日記投稿時からあまり様子は変わることなく、九州地方から中国地方を襲う線状降水帯は依然として猛威を振るっています。
数日にわたる集中豪雨によって、福岡や熊本を流れる一級河川の筑後川も、その支流が相次いで氾濫した様子で、地域各県の広範囲に浸水被害が広がっております。
雨でなくとも日中の日差しや湿気が強いこの時期に、市中に泥水が蔓延する事態になるのですから、状況を見聞きするだけでも辛くなります。
災害対応に苦慮される現場の方々のご苦労やご心痛は如何程かと存じます。

七夕を過ぎ、日ごと暑さの増すお盆直前、当山の施餓鬼供養は終盤を迎えております。そろそろ初盆家の方々への家施餓鬼特別供養が始まる折、現時点での週間天気予報は雨を予報しておりませんが、さてどうなることやら。
数週間前の浜松の豪雨時は、近所を流れる天竜川も一時的に氾濫危険水位に達しておりましたので、我らの住む地域も、どこであっても他人事では無いわけです。

とにかく、無事にお盆三箇日を終えられますように。残りの数日、気を引き締めて参ります。
御参詣される際は、くれぐれも道中と天候にお気をつけて。合掌。