夏の風物詩

8月盆も締めの時期、今年も地元では花火大会が行われました。
「令和5年・中野町煙火大会」です。
この時期、子供たちの夏休みとしてもいよいよ後半戦へ。秋へ向かう風を感じながらの観覧は、過ぎゆく夏の背中を見送るようで、そこはかとなく寂しい気持ちが誘われるものであります。
前回がコロナ明け3年ぶりでしたが、今年はいかがでしたでしょうか。
会場へ足を運ばれた方々は、天竜川の水面と夜空に映える数々の大輪の花に心を揺さぶられたのではないでしょうか。
打ち上がって盛大に弾けて、キラキラと輝いて広がって、ハラハラと舞い散って、気がつけば白い煙とともに夜の闇に溶けてしまう様は、儚くも美しい命の躍動と似ています。
夜空に輝く花々は、今年もたくさんの人々の想いをのせて、見事に咲き誇りました。

荒天続きの夏

俄には信じられないことですが、立秋を迎えて暦上ではもう秋になったのです。
しかしまだまだ暑さ収まらぬ日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

あの梅雨明け宣言は何だったのか、彼の梅雨空に負けず劣らずの雨をもたらす雲が、日本列島全域をいつまでも覆っています。
ムシムシと纏わり付くような湿気も海上から引き込んでおり、ただでさえ暑いところに不快感が足されて何とも辛いものですね。
さらに現在は台風6号が九州の西の沿岸をジグザグに北上し、各地ではまたもや河川の増水と暴風による被害が発生し、各所に避難指示が出ております。
それに追随するようなかたちで、遙か太平洋沖には台風7号も次弾として控えており、13〜14日には静岡県辺りから上陸の予報、これ以降1週間ほどは雨風に苛まれる毎日となりそうです。

そんな今月は八月「お盆月」ということで、お馴染みのご供養行持もありながら、子供達の夏休みと併せてお盆休みのレジャーが楽しみな時期がやってきました。
ただし十分に気をつけていただきたいのは、海や川遊びでの水難事故です。
この時期ならではの楽しみではありますが、目を背けたくなるような報道が既にテレビやネットニュースで頻繁に取り上げられています。
危険な場所に近付かず、悪天候や暗くなる時間帯を避け、その場所のルールを逸脱した行為を絶対に行わず、最低限の安全を確保した状態で遊びましょう。
熱中症予防も大切です。くれぐれも気をつけて、夏を楽しく元気に満喫しましょう。

今月14日はお隣りの中野町にて花火大会があります。
村の氏神様のお祭りに中日で打ち上げる花火ですが、上記の通り前日までの天候に大きく左右されそうです。延期であっても無事に開催されることを願います。
https://www.at-s.com/event/article/festival/122208.html
※専用サイトが見当たらなかったため、地元ポータルサイト情報へのリンクを掲載しました。