彼岸中日

多少の寒の戻りもありつつ、ようやく迎えた春彼岸。其処彼処に草花の芽吹く様子を見ながらも、この時期特有の埃っぽさをつぶさに感じながらのお中日となりました。
先週末あたりから始まった檀徒様のお彼岸参りは、途中で雷雨にも晒されましたが、そう長雨になることもなく雲は過ぎ去り、今はひとときのお湿りをいただいた献花が各墓所を賑やかく彩っているところです。
そろそろ日本各地ではサクラの開花情報がちらほらと出始めています。例えば早咲きの品種で花をつけているものが東京都内にあり、花見の名所の上野公園には大勢の花見客が訪れているとのことです。
来週の内にはソメイヨシノの開花が西日本や東日本でも同時多発的に始まるようですので、各地は一気に陽春の候といった様相になりますね。
そして進学や進級、新卒就職という新たな門出のシーズンが、今年も到来でございます。皆様の更なるご発展とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

秋分

令和6年の秋彼岸お中日を迎えました。連日の猛暑を掻い潜って辿り着いたような気持ちにさえなりますが、今日も今日とて朝からジットリと高温多湿な1日です。
乾いた風を感じられるのは、まだまだ先のことでしょうか。一昨日あたりからぶ厚く暗い雨雲が列島全域にかかっております。
数日前から発生していた台風14号は東シナ海をわたって北上、中国は上海あたりに上陸しましたが、その直後で急に踵を返して日本へ向け東進。昨日中には島根沖で温帯低気圧に変わり暴風域は消え台風ではなくなったものの、大量に引き込んでいた暖かく湿った空気がそのまま線状降水帯を発生させ、そのまま向かった先の石川県に於いて豪雨被害に繋がりました。
現在、特に能登半島北端の輪島市や珠洲市は目を覆いたくなるような惨状です。

未曾有の災害、誰にとっても他人事ではありません。今日までのあたりまえは、明日のあたりまえを保障するものではないのです。
神仏やご先祖さまにお参りをしながら、我が身が今ここに生きていられる有り難さ、そして家族や友人と共にこの世を生きられる喜びを、どうか心から感じてください。

かけがえのない今日を大切に、命を無駄にせず真摯に生きましょう。合掌。