稲荷大祭にあたって

新春、明けましておめでとうございます。
年明けからずっと、非常に寒い日々が続いておりました。本日の日中は割と暖かな体感温度でしたが、昼夜の寒暖差により夜間の冷え込みが激しい期間が続くそうで、これからも少し気をつけなければなりません。それに今年はインフルエンザが全国的に猛威を振るっていると聞きますので、予防を兼ねて温かくしましょう。

遠州地域はよほど地理的条件が良いのか、有り難いことにこの時期でもほとんど雪が降りません。降ったとしても風花程度です。東北や北陸の豪雪被害をニュースで目の当たりにしますと、住まう環境の違いでこうも日常の「当たり前」が変わるものかと驚きます。
それでも1月は既に半分を経過しました。本当に月日が経つのは早いもので、ふと境内の樹木を見るに、次の季節への準備は密かに、且つ着実に進んでいるようです。

新年祈祷大般若会、安間稲荷大明神大祭をご修行させていただきました。
前回を含め、今回も新規でお声掛けさせていただいた参加者によって、少しだけ賑やかさを増したご祈祷でした。
当然のことではありますが、今の様子がいつまでも続くものではありません。何事にも重ねた時間の果てに、いつかは迎える現実があるものです。
だからこそ変化を恐れてはなりませんし、次へバトンを繋げる為には変化を止めてはならないと思うのです。
より良い未来へ向かうために、起こすべき変化を恐れずに起こし、前へ進んでいこうと、鎮守祭神「稲荷大明神」に誓った1月15日でした。
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いよいよ師走


写真の通り、年末から年始にかけての予定を立てました。
当山の山門にてこのように、暫くの期間、案内掲示をさせていただきます。
各種SNSにも同じものを投稿しておりますので、ご確認をよろしくお願いいたします。
なお、大晦日はまた別のご案内を、年明けからはさらに別のご案内をここに掲示していく予定です。
年中行事に限らず、様々な意味で、大きなイベントは何かと開催の方法等に悩む時代になりましたが、今後の継続可否も鑑みながら、無理のない範囲でできることをやっていこうと思います。

12月に入って、随分と寒さが厳しくなりました。地域によっては風雪もかなり強く、既に一面の銀世界になっているところもあります。
つい1ヶ月半くらい前までは暑いくらいに日差しが照りつけていた日中でしたが、今はもうある程度着込まないと身体が冷えてしまうような外気温です。
仕事納めまでの追い込みに暮れの支度やお掃除、どちら様もやるべきことは沢山あると思いますが、時にはひと休みして手元足元を確認。
要らぬ怪我や病気を避けて、急がず焦らず過ごしてまいりましょう。

何不自由なく生きられる恵まれた毎日に、いつも報恩感謝を。合掌。