急な秋色に

彼岸を越えて、浜松市は随分と涼しくなったように感じられます。
ご覧の皆様の在所はいかがでしょうか。
日中に比べて朝晩の気温は下がる傾向があるので、寝がけの格好や室温調整が難しいですね。
窓を開け放した状態で朝を迎えると、ともすれば風邪をひいてしまうような涼しさ(寒さ)を感じることもあります。

不思議なものです。つい1ヶ月ほど前は夜になっても気温は下がらず、湿度も高止まり。全国的に寝苦しい毎日でした。
それが急にこの気温へ変化しました。ついでに空気が少し乾燥しているようなので、学校等ではもともと流行りかけていたインフルエンザがここに来て蔓延し始めた様子です。
そもそも最近の急激な気候変化に、体調を崩された方が多いと思います。
昔からこの時期は衣替えの難しい時分でして、日中のお召し物も選びにくいですよね。

境内の桜は紅葉するよりも落葉が早く、毎日落ち葉だらけの状態です。
老木だからなのかも知れませんが、ここ数年来、こんな感じで秋の到来が告げられます。

今年の台風は…まだしばらくは油断できませんが、つい先日「仲秋の名月」を眺めた時と同じような穏やかな秋空を、1日でも多く楽しめますように。
今日の日はさようなら。無事終えられた一日にありがとう。合掌。

秋彼岸

「暑さ寒さも彼岸まで」
偏り無き心の居処、穏やかな今日一日をお過ごしください。
大切な人生、大切な人と共に。

よく施し、慈しみある言葉を。
分け隔てなく、助け合いましょう。

令和五年 秋彼岸 松龍山普伝院 合掌