先達ては近隣のお寺様を会場にして「曹洞宗梅花流詠賛歌・ご詠歌」の特派講習会が開かれました。じわじわと近づく台風に開催が危ぶまれましたが、どうにか予定通りに執り行うことができました。
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コロナ禍の4年間ほどは完全にお休みをしていた行事ですが、多少の自由が認められるようになったことで、本来はお昼跨ぎのスケジュールのところ午前中のみの行事という、半日講習に抑えるかたちで計画されました。
ここで少し曹洞宗のご詠歌について説明を…
曹洞宗の「梅花流詠賛歌」は、昭和27年に他宗派様のご詠歌唱法や作法を参考にしながら発足したご詠歌で、この分野では比較的新しい世代のものです。
一般の方々にもご興味を持っていただけるような馴染みやすい楽曲をたくさんとり揃え、全国に何万人という多数の講員様が所属する活動になっております。
ちなみに今年の担当特派講師は東京からお越しいただいたわけですが、副住職にとっては懐かしい和尚様でした。嘗てご詠歌の合宿勉強会に参加していたときの同期の方です。同じ釜の飯を食った仲間ですね。
奇遇なご縁をいただいた今回の講習会は、久しぶりの仕切りに少々まごついた点もありましたが、楽しく開催することができました。何よりでございます。
しかし全く梅雨らしい、蒸し暑い日が続いております。
断続的に発生する台風と大雨の予報に、毎日の予定立てが翻弄されますが、これも含めてこの時期の恒例行事のようなものだろうと、甘んじて受け入れるのみでしょう。
そんな天候不順をかいくぐりながら、お檀家様宅へのお施餓鬼供養巡回も予定通り着々と進行中です…合掌。